クイックシルバープロとロキシープロのウエイティング期間中、選手全員がこの街に集い、イベントがスタートするのを楽しみに待っていた。

 

コナーはイベント開始前の週をゴールドコーストで練習に費やし、彼が今開発しているシークレットウエポンを試していた。オーストラリアに来る前、長い壁が張ってくる波が特徴のリンコンで、コナーは自分のサーフィンに合うエクイップメントを見つけることに成功していた。

現ワールドチャンピオンのアドリアーノには連覇の期待がかかる。そんなアドリアーノはゴールドコースト入りしてから数週間。ちょっと前に素晴らしいスウェルが入ったときもここにいて、チューブに次ぐチューブをメイクしてみせた。

ジョディはケガから復帰し、さらに逞しくなったように見える。彼がここで愛用するのはThe Black and WhiteとThe Girabbit。最新のクリップを見る限り、今年はなにかやってくれそうな気がする。

カノアはコンテストマシンだ。スナッパーロックスの波質も彼のサーフィンスタイルとマッチしている。大舞台で彼のデビューが見られるのはとてもエキサイティング。彼が最近お気に入りで使っているのは、The T-LowとThe Rookie 15、The Fred / Whipだ。

ナットは常にエアー系のマニューバーを繰り出していた。彼はおそらくツアーで最も過小評価されているサーファーだ。彼のバックハンドは力強く、安定感がある。今後のイベントでも好成績を残してくれるだろう。彼のお気に入りはThe Rookie 15で、今年はそのモデルを特に頻繁に使用するようだ。

 

 

撮影：ライアン・ミラー＆トレヴァ・モーラン