20歳のコナー・コフィン(サンタバーバラ、カリフォルニア州)と19歳のビアンカ・ビュイティンダッグ(南アフリカ)が、2〜3フィート(1メートル)の波が割れるハンティントンビーチ・ピアで行われたASP4スターのバンズUSオープンプロジュニアで優勝を果たした。
バンズUSオープンプロジュニアはASPワールドジュニアチャンピオンシップで重要な役割を担うイベントだ。そしてメンズ、ウィメンズともに21歳以下の才能溢れる若者が集って戦いを繰り広げるコンテストでもある。
コナー・コフィンは20歳のカルロス・ムニョス(コスタリカ)、19歳のジェイク・ハルステッド(ラホヤ、カリフォルニア州)、19歳のラムジィ・ボウキアム(モロッコ)というインターナショナルなコンペティターを相手に、最初から最後まで卓越したウェーブセレクションと戦略を見せてヒートを支配。決勝ではたった3本の波しか乗らなかったが、8.17、7.60というポイントを稼いで勝利した。
「1本目のレフトの小さな波はほとんどいかないでおこうと思ったんだ」とコナーは言う。「もっと波は来るだろうって想像してたんだけど、結局その1本目のレフトはずっとインサイドまでつながって、スタートとしては上々の8ポイント台。ただ、タフなファイナルだったから、その8ポイント台だけじゃダメだってわかってた。次に7ポイント台を出したときはちょっと安心したけど、ファイナルの相手はビッグスコアを出せるコンペティターたちだったからね。特にカルロスは一か八かの大技をしかけて、決めてくる可能性があるってことも理解してた。最後の2分間は震えていたよ。すごくナーバスになったけど、こうして勝てて、しかも家族がビーチで僕を応援してくれてたっていうのは、今までにないくらい最高の気分さ。去年も素晴らしかったし、今年もまた勝ててすごくハッピーだよ」
バンズUSオープン・オブ・サーフィン・メンズプロジュニア最終結果
1 コナー・コフィン(アメリカ)15.77
2 カルロス・ムニョス(コスタリカ)12.50
3 ジェイク・ハルスタッド(アメリカ)8.60
4 ラムジィ・ボウキアム(モロッコ)7.80