カノア五十嵐とセージ・エリクソンがパンティンクラシック・ガリシアプロで優勝

2016年9月4日の日曜日に、カノア五十嵐とセージ・エリクソンが6〜8ftのソリッドなコンディションのパンティンクラシック・ガリシアプロで優勝を果たした。前日の試合中から発生していた濃霧が最終日のスタートを遅らせ、午後2時になってようやくその霧がクリアに。そこから大きなセットが入る中でのショーが始まった。

土曜日にスタートしたセージ・エリクソンとポーリン・アドによるウィメンズのファイナル。湾全体に押し寄せるクローズアウトセットがラインナップを一掃するトリッキーなコンディションの元、二人のサーファーはなんとか上手くやろうと奮闘していた。アドはクローズアウトセクションでのフロントサイドターンを決めるなど、残り10分というところでリードを奪う。このフランス人サーファーは続けてやや長めの波をキャッチし、ターンを2回決めて6.23をマーク。

2016年9月4日の日曜日に、カノア五十嵐とセージ・エリクソンが6〜8ftのソリッドなコンディションのパンティンクラシック・ガリシアプロで優勝を果たした。前日の試合中から発生していた濃霧が最終日のスタートを遅らせ、午後2時になってようやくその霧がクリアに。そこから大きなセットが入る中でのショーが始まった。

土曜日にスタートしたセージ・エリクソンとポーリン・アドによるウィメンズのファイナル。湾全体に押し寄せるクローズアウトセットがラインナップを一掃するトリッキーなコンディションの元、二人のサーファーはなんとか上手くやろうと奮闘していた。アドはクローズアウトセクションでのフロントサイドターンを決めるなど、残り10分というところでリードを奪う。このフランス人サーファーは続けてやや長めの波をキャッチし、ターンを2回決めて6.23をマーク。

「信じられないようなファイナルだった。大きなセットが次々と入ってきて、パドリングもドルフィンスルーもいっぱいしなきゃいけなかった。でも、いい波が来るはずだからちゃんと状況を見て、落ち込まないようにしようって思っていたの」とエリクソンは振り返る。「あの最後の波を決めることができたなんて、信じられない。ビーチまで戻ってきて、あの波を与えてくれた神に感謝したわ。丘に上がったらこれまでにないくらいみんなが祝福してくれて、これほどまでにみんながサポートしてくれたことに感動して涙が止まらなかったの。ここの人たちのサポートには感謝してもしきれない。それに、オンラインでライブ映像を見て、メッセージを送ってくれた地元の友達や家族にも感謝しているわ」

現在、世界9位にランキングするエリクソンはラウンドアップするごとに勢いを増し、ファイナルでは終了間際の逆転でついに優勝をつかんだ。2012年の優勝に続き、ここパンティンで二回目の勝利となったエリクソン。クオリファイイングシリーズでは一気に8ランクアップし、4位に。今シーズンの残りイベントはあと少しだ。

最終日のスタートが遅れ、霧がいつ再び発生するかわからないコンディションだった影響で、イベント役員はイベントフォーマットをマンオンマンヒートから4マンヒートに変更する処置を取るはめに。これにより、最終日に予定されていたヒート数は15から7ヒートに減少することになった。

メンズのファイナルは潮が上げるにつれてサイズが下がり、コンディションが整って4〜5ftの波がライト、レフトともに綺麗に割れる素晴らしいコンディションとなった。

18歳のカノア五十嵐(アメリカ)は、ヒート開始からフロントサイド方向へいい波をキャッチし、何回か素晴らしいターンを決めて7.83をマーク。早々にリードを奪った。21歳のマイケル・ロドリゲス(ブラジル)はすぐに肩慣らしとばかりにレフトへ短めの波を乗っていく。それからロドリゲスはライトの波を捉え、パワフルなスナップバックを入れてからスピードをつけて高いテールローテーションを決めて8.67をマーク。

五十嵐は引き続きエアー系のマニューバーを入れずにサーフィンを展開。素早いレールトゥレールを基本としたパワフルで革新的なマニューバーを見せて8.60をマークし、再びリードを奪う。一方、29歳のトーマス・ヘルメス(ブラジル)と23歳のイアン・ゴウベイア(ブラジル)は両者ともそれなりのライディングを見せるが、高いスコアが期待できる波を見つけることに苦労する…。

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http://www.worldsurfleague.com/posts/220911/kanoa-igarashi-sage-erickson-win-pantin-classic-galicia-pro