フランスで行われた女子チャンピオンシップツアー（CT）第8戦となる「Roxy Pro France（ロキシー・プロ・フランス）」において、チャネルアイランズサーフボードチームのライダー、レイキー・ピーターソン（アメリカ）とジョアンナ・デフェイ（フランス）がそろって準決勝に進出しました。世界最高のバレルとパワフルなライトハンドのロングウォールで有名なコンテストの開催地ホセゴーの波は、サイズが大きくブレイクポイントが読みにくいビーチブレイクですが、2人は第1ラウンドから準々決勝まで素晴らしいパフォーマンスを見せました。
170cm 57kgのレイキー・ピーターソンはRook 15（5’8″ x 18 1/4 x 2 1/4″）を使用し、サイズアップした波にはRook 15のステップアップサーフボード（5’10” x 18 1/4″ x 2 1/4″）を使用しました。
現在CTランキング2位につけるレイキー・ピーターソンは、何度もうまくリップを合わせ、手堅く12.60のトータルスコアをマークして、セミファイナルの第1ヒートへ駒を進めました。試合後レイキーはこう話しました。「4月のCT第2戦Rip Curl Pro Bells Beach（リップカール・プロ・ベルズビーチ）と同じサーフボードを選びました。オーストラリアのベルズビーチとホセゴーの波には似ているところがあり、見た目よりも水量が多いです。波の面はそんなの大きくないのかもしれませんが、サイズとボリュームがあるウネリでカレントも強く、大きめのサーフボードに乗ってより大きいターンをきめると気持ちいいです！」
ジョアンナ・デフェイはベスト8を決めるラウンドではHappyに乗ってディープバレルをメイクし、9.00のシングルスコアを出し会場を沸かし、クォーターファイナルでは高さのあるライトハンドの波で特大のターンを2回連続できめ、もう少しでパーフェクト10となる9.40のウィニングスコアをマークしました。地元フランス、レユニオン島出身の彼女は、ダブルオーバーヘッド（身長の2倍）、10フィート（3メートル）近いセットをまるで3フィートの波に乗るかのように果敢にアタックし、対戦相手を圧倒して、決勝へ進む準備は万全でした。
この夏、南アフリカのジェフリーズ・ベイで行われた、チャンピオンシップ・ツアー（CT）第6戦「Corona Pen J-Bay（コロナ・オープンJ-ベイ）」でのベスト8進出から、ジョアンナ・デフェイの今シーズンの巻き返しが始まり、チャンピオンシップ・ツアー（CT）第7戦「Freshwater Pro（フレッシュウォーター・プロ）」で準優勝という素晴らしい結果、続くフランスもビッグフィニッシュが期待されておりました。
167cm 60kgのジョアンナ・デフェイはHappy (5’7″ x 18 1/4″ x 2 3/16″)と Proton (5’9″ x 18 1/4″ x 2 3/16″)を使用。
試合後ジョアンナは、「素晴らしい試合でした。満潮のラ・ノールでのヒートとなった時は少し心配でしたが、50分ヒートの中でじっくり良い波を見つけることができて、最高の波をとらえて9.00ポイントを出すことができました。巨大なウォールの波で、ビッグスコアは狙う必要はなかったので、最初のターンにすべてを集中しました。そして最初のターンを成功した後、もう一度大きなターンに向かう時間がまだ十分あると思ったのです。」と語りました。
180cm 78kgのマーク・ラコマーは、Rook 15（6’0″ x 18 3/4 x 2 3/8）をチョイス。
男子チャンピオンシップツアー（CT）第9戦「Quiksilver Pro France（クイックシルバー・プロ・フランス）」では、大会スポンサーの特別出場枠でマーク・ラコマー（フランス）が参戦。ベスト16を決めるラウンドでこの日一番の番狂わせを起こし、現在世界ランキング2位のフィリペ・トレド（ブラジル）を破りました。地元ホセゴー出身であるマーク・ラコマーは、完璧に知り尽くしているラインナップからいくつものチューブで見つけ、堅実なサーフィンで合計12.83ポイントを獲得しました。一方のフィリペ・トレドは良い波を見極めるのに苦労していました。フィリペ・トレドはディープでテクニカルなバレルライドでヒートの最高得点7.10ポイントをメイクして対抗しましたが、マーク・ラコマーのポイントには届きませんでした。マークは今大会絶好調のチャネルアイランズサーフボードのチームライダー、イズキール・ラウと共にベスト4進出をかけた戦いに進みました。
188cm 91kgのイズキール・ラウは、自身が商品開発の各段階で開発のサポートをしたモデルHappy（(6’1″ x 19″ x 2 1/2″)を使用しました。
よりサーフィンが上手くなって、“HAPPY” になりましょう！
Roxy Pro Franceの次の試合と最終日の様子はWorld Surf League（ワールド・サーフ・リーグ）のサイトからチェックできます。