2020チャネルアイランズサーフボード・リンコン・クラシック開催!!

2020年、今年のチャネルアイランズサーフボード・リンコン・クラシックもまた、驚きの連続でした! リンコン・クラシックが行われる特別な週末は、屈指のサーファーが集まるエリア805のサーファーたちが、たった数人で美しい波のうねりのラインナップを独占し、大好きなローカルの波に乗れるめったにない機会となります。大会期間は、日頃の忙しさを忘れて、”Queen of the Coast(クイーンオブザコースト)”の異名を持つリンコンのビーチでリラックスして、地元のベストプロサーファーや、各部門に出場する一般ライダー、805エリア出身のグロム(ジュニアライダー)たちを応援しながら、友人や地元のコミュニティと過ごすことのできる素晴らしい時間でもあります。

我々、チャネルアイランズサーフボードは2020年の今年もまた、1月25日-26日に行われたリンコン・クラシックの開催をサポートできたことを誇りに思います。期間中は絶好なサイズのうねりが入って、リンコンのインサイドに位置する”Cove”セクションには肩からややオーバーヘッドサイズに巻いてくるグランドスウェルが届き、両日を通して晴れた暖かい天候に恵まれました。朝のうちは波が高く若干オンショアのコンディションでしたが、出場したサーファーたちはうまく対処して波に乗り、そして最高のコンディションとなった午後には素晴らしいショーを繰り広げました。

パーカー・コフィン

コナー・コフィン

コンテストの各部門の中でもちろんずば抜けて注目度が高いプロ部門では、昨年優勝したコナー・コフィンが5’10 x 18 5/8 x 2 5/16のFred Rubble 2のプロトタイプに乗り、9ポイント、9.5ポイントを何回かスコアし、さらにはパーフェクトライド10ポイントをたたき出して、第38回リンコン・クラシック・チャンピオンのタイトルを獲得しました。コナーにとっては2013年、2015年、2016年、2019年に続く5度目のリンコン・クラシックのタイトル獲得となりましたが、その勝利は決して楽なものではなく、2位のマイク・マッケイブとの差はわずかでした。5’9 x 18 3/4 x 2 5/16のFred Stubbleに乗る同じくチャネルアイランズサーフボードのチームライダー、パーカー・コフィンが僅差の3位、そしてアダム・ランバートがそれに続きました。

ブリット・メリックとブリットのTwin Pinモデル

Twin Pinで波に乗るブリット

週末の熱いサーフィンの戦いが終わってみるとチャネルアイランズサーフボードは大健闘し、ほぼすべての部門でチャネルアイランズサーフボードのシェイプしたサーフボードに乗ったライダーらが勝利を収めていました。さらにエキサイティングな勝利といえるのは、チャネルアイランズサーフボードのリードデザイナーであるブリット・メリックが冬の間をかけて開発に取り組んできたモデルであるTwin Pinに乗って、グランド・マスターズ部門に出場し、優勝を勝ち取ったことです。

ジェベ・スウィエルコッキ

ジャック・ジーツ

チャネルアイランズサーフボードチームではその他に、ジャベ・スウィエルコッキが17歳以下ジュニア部門で、ジャック・ジーツが14歳以下ボーイズ部門で、マケナ・バークが17歳以下女子部門で、シャヤ・アレキサンダーが18歳以上女子部門で優勝しました。

トム・カレンとブリット・メリック

惜しくも優勝こそなりませんでしたが、トム・カレンが現在ブリットとともに開発に取り組んでいる”Tommy Twin”と呼ばれる新しいツインフィンに乗ってプロ部門に出場し、準決勝まで駒を進めました。Tommy Finの形状は1980年代初期にブリットの父であるアル・メリックがトムのためにシェイプした、トムのお気に入りのツインフィンにヒントを得たものです。現時点でトムとブリットは開発の第一段階の出来栄えにとても興奮していて、このモデルの進捗については、今後も情報を載せていく予定です。

テリー、アル、ブリット、フィフィのメリック一家

コナー・コフィン、フォトグラファーのジミー・メティーコ、シェイパーのマイク・ウォルター

リンコン・クラシックの一番の魅力は、サーフィンと美しいリンコンの波ですが、彩り豊かな地元の人々と彼らの素敵な雰囲気がこの週末を特別なものにしています。チャネルアイランズサーフボード創始者のアル・メリックも妻のテリーと一緒にビーチに出て観戦を楽しみ、息子のブリットが優勝を勝ち取るまでの試合を見届けました。

クリス・キーツとコナー・コフィン

この素晴らしいイベントの主催者であるクリス・キーツとSurf Happensのスタッフ、そしてこの最高の週末を実現してくれたすべてのローカルスポンサーとコミュティーの人々に感謝します。

2021年、また来年チャネルアイランズサーフボード・リンコン・クラシックでお会いしましょう!

Photos by Jimmy Metyko and Elliott Rebuck

2020年チャネルアイランズサーフボード・リンコン・クラシック リザルト

プロ部門(Rincon Brewery Pro)
1.Conner Coffin
2.Mike McCabe
3.Parker Coffin
4.Adam Lambert

グレムリン部門(12歳以下男子)
1.Koa Modisette
2.Fynn Neth
3.Aiden Albada
4.Cameron Fausset
5.Hawk Modisette
6.Joey Penueta

ボーイズ部門(14歳以下男子)
1.Jak Ziets
2.Jack Zoltan
3.Pitas Higgins
4.Caleb Faoro
5.Mac Sharp
6.Roman Higgins

ジュニア部門(17歳以下男子)
1.Jabe Swierkocki
2.Jak Ziets
3.Trevor Barry
4.Tyler Chiarappa
5.Curtis Jacobs
6.Tahven Modisette

ワヒネ部門(17歳以下女子)
1.Makena Burke
2.Vela Mattive
3.Jesse Engel
4.Riley Malmsten
5.Sophie Simon
6.Jade Blair

ウィメンズ部門
1.Shaya Alexander
2.Ashley Fagerstadt
3.Aubrey Falk Luyendyk
4.Kylie Townley
5.Maddie Malmsten
6.Abby Brown

ロングボード部門
1.Vince Felix
2.Cole Robbins
3.Clint Unander
4.Jeff Belzer
5.Ram Pierce
6.Antonio Cabrera

メンズ部門
1.Jeff Knell
2.Vincenzo Leonelli
3.Jim McCarthy
4.Will Reichel
5.Connor Lundy

マスターズ部門(35歳以上)
1.Javi Moreno
2.Jason Campbell
3.Jason Lesh
4.Erik Edwards
5.Sean Fischer
6.Robert Glover

グランドマスターズ部門(45歳以上)
1.Britt Merrick
2.Josh Pomer
3.Bromi Krock
4.Bruno Charneca
5.George Johnson
6.Edward Albada

レジェンド部門(55歳以上)
1.Steve Hanson
2.Tony DeGroot
3.James McClintock
4.Adam Brown
5.Tony Luna
6.Michael Gordon